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2012年10月01日

-読書感想- マーク・ザッカーバーグ 史上最速の仕事術 / 桑原晃弥

2011-10-25 0-52-52

2011年10月頃の読書。

丁度FACEBOOK関連の本が色々出ていた時期で、マーク・ザッカーバーグの伝記的な本も色々あった。正直あまり興味が高くなかったので、一番薄いこの本を手にとったw


1:ハーバード大学当局がオンライン名簿を実現できなかった理由は、容易に想像できる。「時間が足りない」「予算不足だ」「解決すべき課題が多い」などと言っては先送りしていたのだろう。

ザッカーバーグは逆である。「時間が足りないなら短時間でやる」「予算不足なら安上がりにやればいい」「課題があるならアイデアを出そう」と考えるタイプだ。

楽観的すぎるかもしれない。だが、こうした楽観主義が時間単位を短くしているのは事実である。

⇒楽観主義が時間単位を短くしている事実は無いように思うがw 結局の所、ザッカーバーグ自信が手動かして作れるからこその発想だろう。そこを抜きにして語ると危険性があるトピックだと思うな。

2:根拠など、そうなくていい。楽観することだ。すると自信が生まれる。ここが大切だ。自信を持ってまずやることが、速さの最大要因である。

⇒"千里の道も一歩から" であるのは全く覆らない事であるが、ちょっと乱暴な文章だなと思うw

3:ジョブズがパソコンの名機マッキントッシュをつくっていた時に考えていたのは、「本当の美しさはつけ加えるものがなくなった時ではなく、そぎ落とすものがなくなった時にあらわれる」ということだった。

⇒これも危険な文章だ。多くの人は "シンプルイズベスト" と表層的に捉え、"熟考していない足りていない状態をベスト" と認識したりもするだろうな。

4:運用する大学を容易に追加しなかった。正式運用を開始していない大学の学生で登録を試みる者は、まず待機リストに登録された。その割合が前学生の20%を超えると、やっとその大学を運用対象に加えた。

拡大を急がず、飢餓感をあおったのである。運用を開始するや否や、登録を待ち望んでいた学生が殺到したという。

⇒まぁどの国も "行列好き" という事だろう。このやり方は好きだな。

5:安住はない。そう覚悟する者だけが世界を変えていく。安住して幸福を得る道は、決して悪くない。そちらを最善とする価値観がむしろ主流である。ただ、安住しながら世界を変えようとするのは間違いだ。

⇒この桑原晃弥という人が安住を選んだからこその文章な臭いがするなぁ。別にいいんだけどもw

安住かいなかは捉え方次第だと思う。家庭があって家があって車がある人が、精神的に安住してないケースが大半であり、自分の様な "無い" 人の方が精神的に安住している場合もなくもないだろう。ま、気付く範囲次第なのだが・・・。

6:運不運とは、道を歩いていてお金を拾うといったことではない。それは偶然にすぎない。大切なのは落ちているお金を見逃さないことなのだ。

⇒これはそうだな。が、運不運というよりは、気付くアンテナ・センスの問題だと思う。

7:コースマッチの成功でザッカーバーグは、人々の欲望を正当な手段で実現すれば支持されるという確認を深めたただろう。

⇒性的欲望を叶える事象を、"性的にも機能しなくもない" という、少しぼやかす事で人が動くのは確実にあるよなw

8:「こんなサイトを立ち上げたのは確かにバカげていたのかもしれない。けれど、いずれにしろ誰かがやらなくてはならないことだった」

⇒まぁ誰かが思いつく事は、いずれ誰かが実行するからな~。

9:「個人が持っているそれぞれの知識を引き出し、その知識を共有することによって、さらにすぐれた知識としてまとめ上げることができる」

⇒これはライフログの方向性を示唆しているな。その "まとめ" を人的ではなくコンピューターがやって共有する事で、"自動車" 以上の生活変化があると思う。

10:「人間とは、本能的につながりたい生き物なのです」
「インターネットは人と人をつなげる道具であって、それ以上でも以下でもない」
「人と人をつなぐことこそがインタネットの一番大切な機能だ」

⇒まぁインターネットに限らずとても当たり前の事だが、逆にその "人とのつながり" に寄与しない制作物があまりに多い事に改めて気付くな。

11:売るための値札はつけなかったが、会社評価額という値札は強気でつけている。資金調達の交渉のためであり、これは創業者に必要な資質です。

⇒まぁ半分は "世界規模の名簿×ライフログ" なので、途方も無い値段が付いて当たり前だと思う。

そぉいえば自分は秋葉原の代理店に居た頃に作ったランキングシステム(不正クリックすらも不正の度合いを自動で認識して調整し、絶対に他者に踏み台にされないシステム)を欲しいと言われた際に "600万" という値段を付けて激怒された事あるな・・・w 。根気とちょっとした気付くセンスがあれば、3ヶ月で2000万程度の売上が作れるシステムだったので特に強気でもなく適正価格のつもりだったんだけどな・・・

※実際にプログラムして作ったのは自分ではなく、プログラマーに頼んでいる。

12:広告は役に立つものでなければならなかった。伝統メディアで垂れ流されているのは、かたよった独善的な情報を押し付けるだけのもので、価値などなかった。やまかしく、相手をするだけ時間のムダになるような広告を載せることで収益をあげるなど、ユーザーに対する裏切り以外の何ものでもなかった。

⇒確かにコミュニティー運営者としてはそうだな。自分も昔は強烈にそうだった。見苦しい当たり前のテキストバナーをいっぱい貼るぐらいだったら、画像バナーやコンテンツであったり、騙されても "舌打ちする爽快感(「おぃぃぃ!!!www」って言いたくなる)" を意識して広告を作っていたなぁ。

そもそも、損益分岐点次第ではあるが、強引な広告しないとマネタイズ出来ないサービスは本当に必要なものではない。特にネット媒体がある現代においては、広告なしでも多少のパイ拡大の可能性は何にだってあるだろう。

そんな骨の無い広告をせざるを得ないサービスを利用者に押し付けるのは、心苦しいと思うなw

13:市場の八十%を占めるのは快いことだが、一〇〇の八十%は、二百五十の五〇%よりも少なくなることを知るべきだ。大切なのは、シェアを高めるより、市場を大きくすることなのだ。

⇒小さなマーケットのシェアを握るのか、大きなマーケットの一部のシェアを握るのか・・・?ケースバイケースかな。まぁ損益分岐点の見極め次第だと思うが。

14:「人の記憶に残るのはつくり出したものであって、何を口にしたかなど誰も気には留めていない」~中略~ 私たちはしばしば「何を言うか」に関心を奪われてしまうことがあるが、大切なのは、「何をなしたか」「何を生み出したのか」なのである。

⇒その "つくり出した" が多くの場合 "モノ" 止まりの場合が多いのが注意点だな。その上での "体験" であるべきであると思う。

15:「世界は民衆によって支配されるべきだ」「世界にもっと透明性を加えたい」

⇒おそらく "個々が主役であって主従とか奴隷を無くしたい" とかいう事なんだろうが、それは無理だと思うなw 生産的な意味で主従はあった方が効率が良い面もある。主従等が無くなったら孤独だしコミュニケーションが無い感じがするな。

facebookはより、既存の会社等に属さなくても生きていける、金銭面の循環も含めたしくみになると思うが、「だからあなたは一人でやっていけますよ」と言われても誰も追従しないだろうな。適度な自由度と主従を選択出来る環境が必要だと思う。


もっと付箋を張っていたが、あまりに当たり前過ぎる事も多かったので、書き写すのが面倒で省いたものも多かった。

FACEBOOKや今のSNSが活況なのは結局のところ "合法的なストーカーサービス" だからだと思うな。女子もなんだかんだ "チヤホヤ" される為に、男子がストーカーせざるをえない言動をするもんだしw 当然女子のストーカーも居るしなぁ。

"シンデレラ・ストーリー" "スーパーマンストーリー" がそれぞれ必要なんだろうなぁ。時には行き過ぎた反応が発生してしまうが・・・w

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