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2011年08月12日

-読書感想- なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか? / 内藤誼人

2011-04-23 14-22-12

各媒体の話とプロの仕事 で最近のテレビについて書いたが、その時に
>・何故か島田伸介の好感度アップ!?
と書いていた。

顔も声も好きではないし、作り話っぽい話も好きではない。でも嫌いではない・・・。むしろビビる程番組の設計が上手いなぁと感じる。

彼のロジックを知りたいというよりは、何故認めてしまっているのか?を知りたくてこの本を手にとった。


1:好かれる人は、自分の弱いところをさらけだして、甘えるのが上手なのである。

2:明治時代の日本には大人物がたくさん輩出した。それが大正、昭和になると、各界ともに人物が小さくなってしまった。なぜか。その理由は、明治時代は加点主義人事で、少しくらいダメなところがあっても、それを補うだけの能力があれば評価されたからである。

3:ジョージタウン大学のマルシア・ミチェリ教授は、会社の中で、不正や不道徳、ルール違反を目にしたとき、それをやめるように勇気を出して注意してみても、相手がやめてくれるのはわずか31%にすぎないと指摘している。

4:記録をとっておかないと、私たちは自分に都合のいい判断をする。「僕は1日中仕事をしている」と思っていたのに、いざ正確な時間を測ってみると、わずかに3時間だったりするのだ。

5:ジェネファー・テリオンという米国の心理学者によると、相手を小馬鹿にするようなジョークは、うまくやればお互いの親密感を高めるのに役立つと指摘している。ただし、それにはいくつかの約束事があって、

一:その場にいない人の悪口を言わない
二:自分ばかりが悪口を言うのではなく、相手にも悪口を言ってもらう
三:特定の人ばかりをターゲットにしない
四:フェアにやる

6:腰が重くて、自分では何もしないくせに、偉そうな態度をとっていてはいけない。そういう人は、だれからも相手にされなくなってしまう。他人がやることでも、身軽に、何でもホイホイとやってあげられるような人間が理想である。

7:たとえ相手に理由を聞かれても、「すみませんでした」で通すとよい。「すみませんじゃなくて、理由を聞いてるんだよ!」と相手からツッコまれても、それでも、「すみません」を連発するのが正解である。

8:バカげたことばかりを頭の中で考え、それを空想して楽しむというクセをつけるとよい。「なんだ、こりゃ。現実にはこんなことありえないな」ということばかり空想していると、ユーモアセンスを磨くことができる。

9:手助けをするときには、援助できること自体を喜ぶべきであって、自分が気持ちよくなるために人に親切にするのだ、と考えよう。

10:米国ロチェスター大学のエドワード・デシ博士は、パズルのピースを組んで絵を完成させるという実験をさせるとき、「ペアになった人に負けないように、競争してなるべく早く解け」と指示を出すと、みんなやる気がなくなってしまうことに気がついた。ところが、「できるだけ早く解いてみてくれ」と頼んだときには、だれもがおもしろがって実験に取り組んでくれたという。

11:若い人たちに、「結果じゃないんだ」と言いたいんですわ。一生懸命やっていい結果が出るなんて5%以下でしょう。でもそうじゃなくて、一生懸命やったことで、自分がこれだけできたんだという自分の中の満足感が大切なんだと。

12:古館伊知郎さんが、紳助さんに二人で一緒にキャスターとしてかんばりましょうと語りかけてきたとき、紳助さんは何と答えたのか。「いやぁ、ぼくは一緒にがんばれへん。あなたと勝負しても勝てない。僕は違うところに行く。どうぞセ・リーグへ行ってください。ぼくはパ・リーグでがんばります」と答えたそうだ。

13:タレントは雇われライダーみたいなもんだから、与えられたマシーンに乗って、その中でベストタイムを出すのが自分の仕事だと思ってる。

14:米国の心理学者トーマス・ボイドによると、どんなに頑張っても、よい結果が得られないとき、私たちはどんどん無気力になってしまうという。だから、頑張ること自体に満足を得るようにし、成果などこれっぽっちも気にしないほうがいいのだ。

15:情けない姿をあえてさらすことで、相手からの人気を勝ち取る方法がある。これを心理学では「アンダードッグ効果」という。

16:アドラーという心理学者の説によると、劣等感やコンプレックスがあるからこそ、それを克服するために人は努力をするのだという。

17:「日本企業は、成功よりも、逆境にいるほうが快適であるという文化的精神がある。日本企業は、カーレースで5週先を走っているのに、それに気づかず、まるで自分が5週おくれであるかのように突っ走るドライバーを思わせる」

18:基本的には、ほかの人の言うことには耳を貸さないほうがいい。他人のアドバイスは、「ありがた迷惑」であることが多いからだ。

19:「結婚」をゴールにしてしまうと、結婚式をあげたとたんに、パートナーへの愛情がなくなってしまうことが知られている。目標があかんってしまうと、結婚がつまらないことにしか見えなくなる。本当は祝福すべきことであるはずなのに、結婚して不幸になるのでは、たまったものではない。

20:他人と張り合ってはいけない。潔く負けを認められるのは、強さだ。精神的にタフだからこそ、勝てない相手には素直にかぶとを脱ぐことができるのだ。


おそらく著者は島田紳助をネタにしなくても同じ事を書いていたと思う。判りやすくする為のアイコンとして島田紳助を活用していると思った。

15番と16番は今の自分のモチベーションを指摘していると思う。故に本社への転籍を断っていた訳である。

良い意味で盲目である必要があるけど、ただの盲目では痛いヤツだ。俯瞰して把握しつつも行動はあえて盲目でありたいと思う。

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